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北方町のマンションの浴室から下の階に漏水し、下の階の浴室の壁の塗装が剥がれてしまったり、天井や壁にシミがはいったりしました。ほかっておくとどんどん傷んでしまうので、浴室の防水工事をしてほしいとのことでした。浴室内の防水工事は専門技術・知識が必要になります。外部の防水に比べ、毎日お湯や水がかかりますので、環境的には大分厳しい状態になります。なので、施工はかなり慎重にする必要があります。
現場を入念調査して、FRP防水でご提案させていただきました。
浴槽を外した後の浴室の現状の写真になります。コーキングでクラックを補修した後はありますが、他にもひび割れがありそこから下の階に漏水したものだと考えられます。築50年近くたっているそうで、一度も防水工事をしていないらしいので、防水が悪くなるのもしょうがないと思います。ユニットバスにする方法もありますが、その場合防水するコストの4倍くらいになりますので、一長一短ですよね。
続いて下地工事の様子になります。まずクラックの部分はコーキングで補修していきます。そのあとに、エポキシ樹脂のモルタルを塗っていきます。タイルにも密着が良い特殊なモルタルになります。エポキシ樹脂モルタルが乾いたら、FRP樹脂を塗っていきます。FRPは浴槽や船などに使われていまして、軽くてとても頑丈な防水になります。FRP樹脂とガラスマットを挟み込んで塗っていきます。
仕上げのトップコートを塗っていきます。FRP防水は、このトップコートで保護しています。浴槽を戻し完成です。こんな感じで仕上がりました。お風呂の中に、またお風呂を入れたのと同じなので、完全に漏水は止まりました。これで長期間安心です。