お問い合わせいただいて、現地調査伺いました。

　外壁の状態を見ていくと、全体的に外壁が浮いているところがあり場所によっては、外壁が剥がれているところもありました。１６ｍｍの引っ掛け金具のサイディングで、釘で打つのではなく引っ掛けの金具を用いて貼ってありました。その当時では、引っ掛けは出始めでしたので、金具がメーカーからリコールが出ていたらしく、金具も外れている箇所がありました。地震などがあるとサイディングの落下の可能性もあり貼り替えで話を進めていきました。

まず初めに足場を組み、エアコンのカバー、ベンドキャップ、給湯器、電気メーター、ベランダ、など外壁を貼るときに邪魔になる部分は外していきます。続いて外壁サイディングを剥がしていきます。剥がすときは落とさないように慎重に剥がしていきます。サイディングの１枚の重さは結構ありますので、落とすと危険です。金具なども外していきます。

　外壁が剥がれたら、透湿シートを貼っていきます。この透湿シートは２次防水の役目になります。外壁は、１次防水のサイディングと２次防水の透湿シートの２層構造で雨漏りから守っています。

　次に外壁のサイディングを貼っていきます。まず一番下の水切り金物を取り付け順番にしたから貼っていきます。貼り終わったら、コーキングを打っていきます。

　貼り終わったら、シャッターボックスや樋、軒天などを塗装していきます。最後に電気メーターやエアコンカバーなどを取り付けて、最終確認して、足場をばらしたら完成になります。新築のようになりました。